ホイップクリームの泡は何千本のアナグマ毛のヒゲブラシに秘密があった

ヒゲブラシは洗顔ブラシの役目もできます。

ヒゲぶらしというと、勿論ヒゲ剃りの為の泡立てぶらし。そして思い出すのは床屋さんの心地よいヒゲ剃りの至福の時、この時間をご自宅で行ってみませんか。一般的にヒゲぶらしを使ったヒゲ剃りは時間がかかる!と思われがちですが実は時間はかからないものです。何故ならブラシは洗顔ブラシとしても使用出来るので一石二鳥なのです。ヒゲ剃りをする前に洗顔フォームで顔を洗ってその後にシェービングフォーム、又はジェルでヒゲ部分に塗り込みヒゲ剃りを行う方が多くいらっしゃいますがヒゲぶらしは両方の作業を行えます。

穴熊毛の最大の特徴は毛質にあります。毛、一本一本、毛先にまで脂分があるので水に濡れても固まる事なく弾く作用があります。比較として豚毛と乾いている状態と濡らした状態、そして泡立ちを両方で試してみました。

アナグマは字のごとく穴を掘って生活をしているイタチ科穴熊属に分類するイタチ科の動物で英語で、Badger(バジャー)と呼び、北欧、ユーラシア、北米の疎林や森林に広く生息しています。普段から常に穴を掘って生活しているため、自然に体毛が土に擦れ毛先が細くなり、尚かつ比較的気候の寒い場所にいるので毛先まで脂分が十分に行き届いております。また寒い場所で毛が水に濡れてしまうと体温まで奪われてしまい致命傷になるので「パッ」と水分を弾き飛ばし常に毛を乾いた状態にします。その事により毛先が束にならずに毛穴の中の汚れを掻き出します。

毛穴の中の汚れを掻き出します。

豚毛の特徴は穴熊毛とは違い毛が固まるのが特徴です。生息地が亜熱帯雨林で通常の温度での寒い地方では生息できません。常に暖かい地方でスコールなどの突然の雨に耐えれるよう毛に水分がつくと毛が束のように密着しあい皮膚を覆うようにし体温を保持します。雨も止みまた乾き出すと毛もまた自然と離れ合います。ブラシとしての役割はありますが、ブラッシング=「掻き出す」より「塗る」という言葉に近い気が致します。後はお好みですが、お奨めは穴熊毛です。

きめ細かい泡をつくり出せる穴熊毛は毛自体に程よい硬さと弾力性があるのでみるみるうちにホイップクリームのようなやさしい感触でお顔の上を包みこみ、掻き出した汚れや皮脂も一緒に浮かび上がらせます。

大地の恵みで育った天然毛の穴熊毛は、毛自体に豊富な脂分と適度なコシがあり弾力性もあります。ホイップクリームのような泡をつくり出すのに必要なのは石けんの量、水分の量、そしてブラシの中の空気の配分量と弾力性。全てがうまく重なり合うと気持ちの良い泡が出来上がります。 秘訣は何度か行うことで、回数をかさねれば簡単に出来ます。

ブラッシングのマッサージ効果により血色の良い肌になります

ブラシの毛先で毛穴の中の汚れを掻き出し、古い角質を浮かび上がらせ皮膚表面をマッサージ。新陳代謝が高まり血色の良いお肌になります。理容師のプロ用語ですと僕たちがいうブラッシング=泡立てる行為の事をラザーリングといいます。子供のときに理容店に行った時、ヒゲはまだ生えていなかったけどブラシの「シャカシャカッ」という音と一緒に温かいブラシが頬の上から回る感触は気持ちいいのと一緒に意味があったのです。

ヒゲは水分を与えてあげると約4割膨張します。ヒゲだけでなく体毛全体のお話に なりますが、毛は主に3層にわかれております。表面の毛表皮(キューティクル)・毛皮質(コルテッ クス)・毛髄質(メデュラ)。このメデュラの中には空胞(くうほう)という無数の空気の穴があります。ヒゲは乾いた状態ですと銅と同じ硬さが一本一本あります。乾いた状態でカミソリを使用すると刃と肌に大きな負担がかかり俗にいう「カミソリ負け」の要因につながります。しっかりとヒゲに水分を与えてメデュラの中にある空胞に浸透させてあげると約4割膨張するのと同時に柔らかくなり切断されや すくなります。早めに水分を浸透させるにはお湯が最適です。また、ブラシの場合は毛穴の奥にまで毛先が届くので、よりヒゲの中まで水分を与える事ができ奥から膨張するのでその分、深剃りが出来ます。

是非、お試しください!
快適なヒゲ剃りのお役に立てるブラシです。