年齢を重ね共に辿り着いた山(古稀)の上、来た道は異なってもそこでの出会いは重く深い。たたらのふるさと島根奥出雲の閑村で互いに語り合う限りなく積もる話題に思わぬ喜びと感動を体感する。そして幼少のころを思い浮かべ、男同士の軌跡にこの上ない偶然の一致を見る。ここにビジネス人生の集大成を創作貼り絵“古稀の語らい“に託すことにする。

お相手は本多義弘氏、日立金属株式会社の元社長・会長そして一方、小生は株式会社カミソリ倶楽部の社長で共に長くカミソリビジネスに関与して来た。本多氏はもとより素材(帯鋼)の開発に専念し世界の高級カミソリ材の凡そ60%の占有率を築き、竹内康起自身も亦、以前は輸入品や国産品を合わせ国内のカミソリ市場に於いて同様の販売実績を誇示して来た。材料と製品との違いをあってもカミソリになることには変わりはない。

いずれにせよ、その間45年に渡る現役生活で残した功績は多大なものであるが、一方、身に浸みた艱難辛苦や多事多難も忘れがたい。何はともあれ、本多さん共々入社から定年に至る迄燃えるエネルギーを注ぎ職責を全う出来た事は望外の喜びであり、心より感謝したい。

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2013年 初秋
カミソリ倶楽部
社長 竹内康起

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        2013年 春                 2013年 早春

東京、元赤坂、明治記念館にて        島根県安来和鋼博物館にて
日立金属元社長 本多義弘氏(左)       前館長・八十致雄氏(右)
カミソリ倶楽部社長 竹内康起(右)      (工学博士、金属研究家)