SCHICK倶楽部通信4. SCHICK SUPER Ⅱ 1970年代のCM

1970年代、2枚刃が誕生しました。

当時は画期的な安全カミソリだったことでしょう。
長方形型の四角いカートリッジの中に1つ1つの替刃が2枚並び深剃りを追求したカミソリです。
そしてこの時代からカミソリの刃がより長切れするように刃先にコーティングをするようになったんですね。

当時の説明書にはこう書かれております。

1枚目の刃がヒゲを剃ると同時に残ったヒゲをヒフの上に引き出します。
引き出されたヒゲが毛穴に戻る前に、2枚目の刃が逃さずカット。
より短く剃り上げます

すごくわかりやすい説明書。
これこそ100分の4秒の定義なんですよね(次回 ご説明します)。

昔のカミソリのCMって人の笑顔と髭剃りのシーン。

実に明快でわかりやすいなぁ。と思いました

今でも40年以上続く安全カミソリ
SCHICK SUPER Ⅱ
素晴らしいカミソリです


REVIEWER

カミソリ倶楽部 竹内教起
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カミソリ屋4代目。
幼少時代、家族旅行が刃物工場巡りで職人さんのモノ造りの素晴らしさに感銘。カミソリメーカー、ハサミメーカー、包丁、爪のニッパー屋さんと見学させて頂きました。特に印象だったのが刀鍛冶!フイゴで鉄を熱しながら叩く姿は「美」。カミソリの替刃の原料である工場見学で大きな鋼がロール状になるのにも驚きました。
髭とカミソリに関する知識ならお任せください、他、僕の趣味もアップします。

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