昔の理容学校の教科書で再勉強

もうかれこれ20年以上まえの事ですが、

カミソリ屋として髭剃りのプロフェッショナルになりたい!

の思いから仕事をしながら理容学校の通信科に通ったんです。

沢山の教科書が自宅に届き提出と季ごとのスクーリング。

このスクーリングが初めての僕には過酷・・・・

通信科に通学している殆どの学生(僕の場合です)が経験者であり実技が普通に動作できるのに

対し全てが初めてでハサミの持ち方も知らず正に挫折です

そして理容師に対する尊敬が生まれました

凄いと思ったのがハサミの運行手順と一緒に立ち位置、移動の仕方、シャンプー・顔剃りと全て運行手順があるのです

しかも動きに無駄なく流れるような手順がキチンと教科とされているのに驚きと感動しました

理容店で散髪すると理容師が普通にお喋りをしながらこの動きをスムーズにしていると思うと凄いな!と心から尊敬です

そして教科に衛生管理があり消毒などの勉強もしました

理容師の資格は国家資格で厚生労働省の管轄です

そして生活衛生業ですので保健所などの衛生基準に従って日々運営されています

昔、理容師の先輩の前で手洗いをしアルコール消毒液を手に取りちょっと塗ってペーパーで拭き取るとそれは・・・意味ないよ。

と正しい消毒の仕方について教えてもらいました

さすがプロ!

こういうアドバイスにありがとうございます

とまたまた尊敬愛が芽生えました

僕が持っている教科書は過去の教本ですが今一度 再度読み直して勉強しようと思う本日です。

この記事を書いた人

master-noriのアバター master-nori カミソリ倶楽部

カミソリ屋4代目。
幼少時代、家族旅行が刃物工場巡りで職人さんのモノ造りの素晴らしさに感銘。カミソリメーカー、ハサミメーカー、包丁、爪のニッパー屋さんと見学させて頂きました。特に印象だったのが刀鍛冶!フイゴで鉄を熱しながら叩く姿は「美」。カミソリの替刃の原料である工場見学で大きな鋼がロール状になるのにも驚きました。
髭とカミソリに関する知識ならお任せください、他、僕の趣味もアップします。

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